就籍届の書き方【無戸籍の者が新しい戸籍を作る届出です】
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■トピックス
就籍届とは
就籍届の書き方
■就籍届とは
日本には戸籍が無い方。
つまり無戸籍の方がいらっしゃいます。
例えば、人の戸籍は出生届によって新たに作られますけど、親が不詳等の事情によりその出生届が
何年も届出されなかったといった場合は、その子は無戸籍のままとなります。
そんな無戸籍の方のために用意されている戸籍上の届出が就籍届です。
就籍届は、無戸籍の方が新たに戸籍を作るための届出となります。
就籍届を届出るためには、家庭裁判所からの就籍許可の審判を得る必要があり、
その許可を得たあと、届出を行うこととなります。
■手続きの概要
手続き@家庭裁判所への就籍許可の申し立て 【いつまでに申し立てるか】期間の制限はありません。無戸籍であることが判明した時点からいつでも申し立てることができます。 【申立人】無戸籍で就籍する本人 (15歳未満の場合は親権者等の法定代理人) 【申立先】就籍しようとする地、つまり新たに作ろうとしている本籍地を管轄する家庭裁判所 【申立書類の種類】就籍許可申立書 【必要書類】 ・住民票 ・顔写真 ・手数料と返信用の切手 ・日本国民であることを証明するための資料 (家庭裁判所側で色々提出を要望してくるものがあると思います。) 手続きA市町村役場への就籍届の届出 【届出の期限】 就籍許可の審判がおりた日から10日以内と決められています。 【届出人】 無戸籍であった本人。 ただし、15歳未満のときは親権者等の法定代理人 【届出先】 届出人の住所地、所在地または就籍地のいずれかの市区町村役場 【必要書類】 ・家庭裁判所からの就籍許可審判書の謄本 ・印鑑 ・届を持っていった方の運転免許証等の身分証明となるもの |
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■就籍届の書き方
【就籍届の書き方】 日付欄: 届出年月日を書きます。 窓口に持っていったときに記入しても大丈夫です。 就籍する人の氏名欄: 就籍する人の氏名と生年月日を記入します。 昭和○○年や平成○○年と書いてください。 S○○年、H○○年はダメです。 住所欄: 現在の住民票の通りの住所と世帯主の氏名を書き入れます。 就籍するところ欄: 新しい戸籍の本籍を書き入れます。 筆頭者氏名も書き入れます。 ※住所地と本籍は違います。 本籍として書き込めるかどうか事前に戸籍係にご相談ください。 就籍許可の年月日欄: 就籍の許可がおりた日を書き入れます。 父母の氏名・父母の続柄欄: 父母の氏名と続柄がわかるときは書き込みます。 わからないときは「不詳」と書き、続柄のところには 男か女のところにチェックを入れるだけとなります。 その他欄: 各人の事情によって書き込むこと違ってくると思います。 役場の人と相談しながら書き入れてください。 届出人署名押印欄: 必ず届出人本人が署名押印してください。 その他欄: ここは各人の事情によって書き込むことが千差万別です。 事前に戸籍の窓口にご相談するか、 転籍届を持っていったときに、窓口と相談しながら書き込みましょう。 ■就籍届の用紙の下部の「届出人」のところについて →ここは就籍する方が十五歳未満のときに書き込むことになります。 届出人が未成年後見人であったら「未成年後見人」の欄にチェックを 届出人が親権代行者であったら「親権代行者」の欄にチェックを入れます。 ※親権代行とは例えば、未婚の未成年の娘の子を、 その娘の親が親権を代行している状態等を指します。 住所の欄: 届出人の現在の住民票に書かれている住所地を書きます。 本籍の欄 届出人の現在の戸籍謄本に書かれている本籍と筆頭者の氏名を書きます。 署名押印・生年月日の欄: 必ず届出人本人が署名押印します。 印鑑は認印で大丈夫です。(※チャチハタ不可) 届出人の生年月日も書きます。 連絡先の欄: 連絡先を書きます。 |
【就籍届の用紙の例】 |
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