出生届の訂正の仕方

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■出生届に書き損じがあったときの訂正の仕方
「出生届の記入で間違いがありました。
訂正の仕方を教えてください。」
「わかりました。
それでは出生届の訂正の仕方を、記入例を用いて解説します。」

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左記の例では
「生まれたところ」の箇所の 
「白黒町」から「自石町」へ
訂正しています。

つまり、間違って箇所を二重線で消し、
空いているところに訂正後の文字を
書き入れる
わけです。

そして、左側の欄外に、訂正印を押し、
その訂正印の下に
二字削除
二字加入

と書き入れるわけです。

この訂正印は届出人欄での署名押印したときの
印鑑を押します。

何からしらの間違いがあったときのために
あらかじめ出生届の欄外に訂正印を押しておくと便利です。
そしてあらかじめ押しておく訂正印のことを捨て印と言います。

また、役所へ出生届を持っていくときは、
上記の訂正の必要性を考えて
一応印鑑も持ってゆくとよいわけです。


■注意ポイント〜間違えやすいところ〜

出生届を記入していて間違えやすいところは下記の通りです。
注意してください。

@住所欄が間違えやすいです。
住所欄は、住民票の通りに書かなければなりません。

例えば今の所在地は住民票上の住所とは別な場合、
所在地ではなく、住民票上の住所地を書かなければなりません。

また、「●丁目」など、住民票上の住所地と
細かいところまで全く一致するように書かなければなりません。

ですので、役所の人と打ち合わせをしながら書くというのも手です。
役所ではその人の住所地をパソコンの
住民基本台帳ネットワークですぐに確認できるからです。


A氏名等の漢字が間違えやすいです。
例えばいつも使っている氏は
高橋
だったが、
戸籍謄本をよく見てみると

だった。
等の漢字の間違いがまれにあります。
ですので、本籍や氏名の漢字は、
戸籍謄本の通りに書かなければいけません。

こちらも役所の人と打ち合わせの上、
書き込むと間違いがないです。


なお、出生届の訂正に、間違っても修正液等は使用しないでください。
訂正する際は、訂正印を使って訂正することになっていますので。

「なお、たくさん間違い箇所があった場合、
出生届は書き直した方がよいでしょう。」
「なるほど。あれ?でも、出生届って、出生証明書と一体になっていますよね。
出生届を書き直すとしても、出生証明書の方はどうしたらよいですか?」
「書き損じた出生届と一体になっている出生証明書を添付して
新たに書き直した出生届を届出せばいいです。」
「あ、にゃるほど。」

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【出生届の訂正の仕方の例】



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■出生証明書の子の氏名と出生届の氏名が違うときは
「お医者さんに書いていただいた出生証明書の赤ちゃんの氏名なのですけど、
あとで気持ちが変わって、出生届には別の名前を書くつもりなのですけど。
この場合、やっぱりお医者さんのところにいって、出生証明書の方の名前を書き直してもらった方が
いいですか?」
「いえ、医師に書き直してもらう必要はありません。
そのまま変更したあとの子供の氏名を出生届に書いて
届出ることができます。」
「あ、そうなんですね。」
「出生届の【その他】の欄に
出生証明書の氏名欄に、子の氏名を医師に記入してもらったけど、
出生届の氏名の欄には、変更後の子の氏名を書きました。
という旨の記入をするればよいです。」
※文面は各役所によって書き方が違いますので
届出しようとしている役所と打ち合わせて書き込んでください。


■関連リンク■
出生届の記入例


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